勝者と敗者

  • 文フリの打ち上げから帰ってきて、中野の地下から更新中。
  • 山田さん坂上さんもお疲れ様でした。そしておめでとうございます。plateauはすでに文フリ終了までに通読させていただきました。山田さんに感想が言えてよかった。初めて山田さんと通じあえた気がする。そして、坂上さんに言いたいのは、何よりも第一に『勝って兜の緒を締めよ』ということです。今日がゴール地点だと思わないことです。同人誌が売れたからといって評論家になれたわけではないのです。第五関門はきっと、今日よりもさらに高い壁ではないのでしょうか。といっても2chの東浩紀スレッドを3年以上見ていない僕が言ったとしても説得力はぜんぜんないのだけれど。でもその高そうなカベを超えれば、今よりもはるかに大きなとてつもない興奮が待ち受けているはずです。それは、夢の達成です。坂上さんみたいな人が物書きになるべきです。そう信じつつ、僕もひそかに精進したいのです。
  • 山田さんは勝ったのです。二人合わせてフランス乞食なのです。どちらかが欠けていれば、道場破りという逆境の立場から作られた雑誌はここまで成功しなかったでしょう。山田さんは坂上さんに夢を託せばいいんです。
  • 全サークルの雑誌を買って均等にポイントを入れてしまったことに対して釈明すると、僕は基準を持ちたかったんです。全部の雑誌を読めば、かりそめでも批評の基準ができると思った。昨晩、新宿3丁目の朗読会に出席して、諏訪哲史さんの「詩と小説と評論は一体のものだと思っている。」という言葉を聞いた瞬間から批評の言葉に飢えていた。これからしばらくは文フリで買った批評誌を読む毎日です。多くの批評を読んでから判断したいのです。