200冊への道

• 約束していた通りこの2ヶ月間に読んだ本をリストアップする。評価：Ａ〜Ｇ、Ｘ(理解不能)、Ｄが平均。

• 5/13　芥川也寸志『音楽を愛する人に』旺文社文庫(10/200)Ｘ　クラシックに関するエッセイ。
• 5/13　山本コウタロー『ぼくの音楽人間カタログ』新潮文庫(11/200)Ｅ　シンガーソングライターの交遊録。
• 5/14　谷徹『これが現象学だ』講談社現代新書(12/200)Ｘ　現象学の入門書。しかし難解
• 5/14　(再読)平野啓一郎『本の読み方』PHP新書(13/200)Ｃ　スロー・リーディングの提唱。
• 5/14　(再読)斉藤孝『読書力』岩波新書(14/200)Ｃ　文庫100冊、新書50冊で読書力がつく。
• 5/17　関川夏央『海峡を越えたホームラン』朝日文庫(15/200)Ｂ　韓国プロ野球に関するルポルタージュ。
• 5/17　山口瞳『礼儀作法入門』集英社文庫(16/200)Ｘ
• 5/21　原田宗典『見学のススメ』講談社文庫(17/200)Ｆ　バブル期の都内スポット潜入記。
• 5/21　丸の内龍太郎『馬券会計学』ベスト新書(18/200)Ｃ　新馬・未勝利限定の馬券術。
• 5/26　(再読)ドストエフスキー『罪と罰』(上)新潮文庫(19/200)
• 5/26　(再読)ドストエフスキー『罪と罰』(下)新潮文庫(20/200)総合：Ｃプラス　19世紀ロシア文学。
• 5/30　立花隆『中核ＶＳ革マル』(上)講談社文庫(21/200)
• 5/30　立花隆『中核ＶＳ革マル』(下)講談社文庫(22/200)総合：Ｃマイナス　内ゲバの惨状。
• 6/2　リード『世界をゆるがした十日間』岩波文庫(23/200)
• 6/2　リード『世界をゆるがした十日間』岩波文庫(24/200)総合：Ｅ　ロシア革命の顛末。
• 6/4　吉本隆明『共同幻想論』角川ソフィア文庫(25/200)Ｘ　やたら遠野物語と古事記を引用。
• 6/4　宮脇俊三『最長片道切符の旅』新潮文庫(26/200)Ｃ　日本列島を「ひとふでがき」で横断。
• 6/9　ドストエフスキー『地下室の手記』新潮文庫(27/200)Ｘ　19世紀ロシア文学。読書会のテキスト。
• 6/10　(再読)加藤周一『読書術』岩波現代文庫(28/200)Ｃ　(昔の)高校生向けの読書指南。
• 6/13　(再読)呉智英『読書家の新技術』朝日文庫(29/200)Ｃ　若年層向けの知的武装のススメ。
• 6/16　(再読)大森・豊崎『文学賞メッタ斬り！』ちくま文庫(30/200)Ｂ　ゼロ年代文学の見取り図が文庫で登場。
• 6/16　(再読)大森・豊崎『文学賞メッタ斬り！　リターンズ』パルコ出版(31/200)Ｄ　続編。
• 6/17　大森・豊崎『文学賞メッタ斬り！　2007』パルコ出版(32/200)Ｅ　第三弾。
• 6/16　大森・豊崎『文学賞メッタ斬り！　2008』パルコ出版(33/200)Ｅ　第四弾。
• 6/17　岡野・豊崎『百年の誤読』(海外小説編)アスペクト(34/200)Ｂ　初心者向けの20世紀海外文学ガイド
• 6/19　岡野・豊崎『百年の誤読』(日本編)ぴあ(35/200)Ｆ　最近の日本のベストセラーをひたすらけなす。
• 6/26　盛田昭夫『MADE　IN　JAPAN』朝日文庫(36/200)Ｅ　海外向けのソニーの宣伝。
• 6/30　寺山修司ほか『有馬記念十番勝負』小学館文庫(37/200)Ｄ　歴代の『優駿』に掲載された有馬記念の観戦記。遠藤周作の文章は貴重。
• 6/30　田口仙年堂『吉永さん家のガーゴイル』ファミ通文庫(38/200)Ｅマイナス　ライトノベル。
• 6/30　森見登美彦『四畳半神話大系』角川文庫(39/200)Ｃプラス　四畳半から出られない。(←ネタバレ)
• 7/1　高橋敏夫『ホラー小説でめぐる「現代文学論」』宝島社新書(40/200)Ｘ　講義のレポートでこの本の感想を書けという課題が出された。
• 7/2　クッツェー『恥辱』ハヤカワ書房(41/200)Ｘ　現代南アフリカ文学。
• 7/7　石原千秋『大学生の論文執筆法』ちくま新書(42/200)Ｂマイナス　論文とは二項対立。
• 7/8　外山滋比古『「読み」の整理学』ちくま文庫(43/200)Ｃ　「未知」の文章の読み方。
• 7/9　米沢嘉博『戦後少女マンガ史』ちくま文庫(44/200)Ｂプラス　惜しむらくは1980までで記述が終わっていること。
• 7/10　木下是雄『レポートの組み立て方』ちくま学芸文庫(45/200)Ｂ　秀逸なレポートの構築の仕方の解説書。文系向け。
• 7/11　永江朗『不良のための読書術』ちくま文庫(46/200)Ｘ　ひろい読みのすすめ？
• 7/12　宇波彰編『新しい映画史を考える』大学セミナー・ハウス(47/200)Ｂマイナス　四方田犬彦がセミナーでほかの講師に説教を垂れる模様が収録。レポートで使用。
• 7/12　グラッツァー『シネマ頭脳』フィルムアート社(48/200)Ｃマイナス　映画をどう観るか。レポートで使用。
• 7/14　ツェーラム『映画の考古学』フィルムアート社(49/200)Ｘ　産業になる以前の映画史。文章よりも図版の量が圧倒的に多い。レポートで使用。　
• 7/15　高井有一『時の潮』講談社文芸文庫(50/200)Ｃプラス　「内向の世代」の近作。レポートで使用。
• 7/16　森彰英『大手私鉄の知恵とチカラ』交通新聞社(51/200)Ｄマイナス　私鉄自体というよりも私鉄の関連事業の展開に筆の重心が置かれている。
• 7/17　ヴォネガット『スローターハウス５』ハヤカワ文庫(52/200)Ｆ　現代アメリカ文学。