• なぜ、俺が受容してきた「物語」の中で、俺が見込んだ男女は、必ずといっていいほど幸せに「なれない」のだろうか。
  • 例えば、『カレイドスター』で苗木野そらはケン・ロビンスの好意に最後まで気づかないし、OVAでも最後まで気づく素振りはないし、ついにあの二人が幸せになることはなかった。そらとケンの行く末はファンが想像するしかなくなった。劇中でそらが顔を赤らめたり、そらとケンの家族が接近するシーンはあるけど。せめて最終回でケンにそらを抱きしめさせてあげるくらいはしてもよかったんじゃなかろうか。
  • 『スパイラル』の歩とひよの、『東京アンダーグラウンド』の留美奈とチェルシー、最近では『スクラン』の播磨と天満、花井と美琴……『ハヤテのごとく』のハヤテとマリアさんも幸せになることはなさそうだ。
  • めぞん一刻』は偉大だったのだな。